天使にラブソングを は聖歌隊がテーマになってる映画。
と、言ってもお堅い話ではなくコミカルで感動するという、何重にも楽しめる作品。
主役のウーピー・ゴールドバーグは、この映画で知りましたけど、ほんといい女優さんだと思いました。
表情の豊かさが、余計に独特の雰囲気を出しているように感じます。
天使にラブソングをが面白い
1993年公開(日本での公開日)
監督:エミール・アルドリーノ
出演:ウーピー・ゴールドバーグ、マギー・スミス、キャシー・ナジミー、ウェンディ・マッケナ
ムーンライトラウンジのクラブ歌手デロリス(ウーピー)が目撃した事件をきっかけに、修道院に身を隠したことからはじまるシスターのお話。
冒頭の少女時代のデロリスの行動から問題児的な主人公。
その後、クラブ歌手として生活している場面から事件に巻き込まれ、修道女に逃げ込む。
で、修道女の服に着替え叫びを上げるあたりから、コメディ要素が強まって面白みが増してくるように思います。
とはいえ、修道院でも問題行動を起こすので結局聖歌隊に送り込まれますが、これがきっかけで物語の中心的なお話になっていきます。
歌手ということもあり、指揮をさせてもうまく、声を出すのが苦手なロバート(ウェンディ)に本当の声を出す方法を教えるあたりはちょっと感心。
試しに「あ~」って言いながら、お腹を自分で叩いたらちょっと声張ったw
その後、院長(マギー)の思惑とは違う「軽薄」な聖歌隊に変えてしまったデロリスとの確執はあるものの、次第に打ち解けていくあたり素敵な間柄に捉えてしまいます。
あれだけ声を出すのが苦手で引っ込み思案だった、ロバートが声を張り中心的な存在になり、最後の法王の見るミサでは周りの声に負けないほどの存在感の声をだしていたのには、私自身の心境よりも、歌に合わせてノッていたりスタンディングオベーションをする法王の方がわかりやすいかもしれない。
ここは、ほんとに感動した。
確か、ロバートは吹き替えだったらしいですね。
他にも、キャシー・ナジミー演じるパトリックと、メアリー・ウィックス演じるラザラスと4人の仲良しぶりも心が和みます。
こういった主要な出演者以外にも、聖歌隊にはお茶目なシスターが多く見てて飽きない面白い作品です。
今は、テレビを持ってませんが、テレビ放送をしてた時は必ず見てました。